2012年2月19日 フェブラリーステークス(GI) JRA

2012年のJRA GI 第一弾、フェブラリーステークスが近く行われます。

皆さんはフェブラリーステークスと言えば何を思い出すでしょうか。

フェブラリーステークスがGIレースとなって今年で16回目を迎えますが、様々なドラマがあったと思います。

そんな中で私が挙げたい1頭が、1999年のフェブラリーステークスを制した、メイセイオペラです。

JRAの競馬の歴史に深く名を残す事になったメイセイオペラについて、少し触れてみたいと思います。

フェブラリーステークスを制したメイセイオペラですが、毎年多くのJRA GIレースが行われている中、史上初めて地方所属の馬としてJRAのGIレースを制した馬であり、それ以降現在に至っても、地方所属馬がJRAのGIレースを制した事はありません。

当時、ジャパンカップダート(GI)は無く、JRA最優秀ダートホースとなっても何ら不思議な事ではありませんが、地方所属馬は、この称号を得る権利がそもそも無かった為、受賞する事が出来ませんでした。

この事があったからと言っても過言では無いと思いますが、翌年の2000年以降、地方所属馬にもその権利が与えられる事となりました。

今日、JRA所属馬が地方の統一GIレースに出走するケースが非常に増えてきた様に思いますが、中央と地方の交流に拍車を掛けたのは、メイセイオペラでしょう。

フェブラリーステークスの時期になると1999年当時のフェブラリ
ーステークスを必ず思い出しますが、今年もあの感動を思い起こしつつ、レースを堪能したいと思います。